これからの住宅は、資産としての価値を失うことなく、世代にわたって住み継いでいけることが求められます。
そのためには、最初に丈夫な住宅をつくるだけでなく、点検やメンテナンス、
修繕等の維持管理がきちんと行われることが必要となり、
その記録を残していくことが重要になります。
住宅がどのように設計、施工され、どのような修繕、
改修・リフォームされたかという「家の履歴」を残すことで、その住宅の本当の価値を示すことが出来ると同時に、
次の世代、また次の世代へと継承出来るものとなります。
これまでは、家の履歴がわからない為に日本の住宅の多くは、住み継がれる事なく壊しては建てるを繰り返してきました。
そのサイクルは30年と言われ住宅ローンの完済を待たずに家の資産価値がなくなってしまっています。
これからは、住い手が主体となり、作り手と共同で住宅履歴情報(いえかるて)を管理・活用し、
世代を越えて家の資産価値を維持していくことが大切です。
住宅履歴情報(いえかるて)は、新築時の設計図書や住宅性能の情報、
メンテナンスの履歴、改修・リフォームの履歴などを国の登録を受けた情報サービス機関に電子データで登録・蓄積し、
いつでも必要な時に必要なデータを引出し、必要な情報を表示することができます。
2019年7月12日「いえかるて」が
新システムに移行しました。
前システムをご利用のお客さまは、
企業IDに「takasago」
ユーザーIDとパスワードは
旧システムのものを入力してください。
ログイン出来ない等の不具合が
ございましたら、ご不明な点は
お気軽に弊社(048-445-5000)へ
お問合せください。
大切な資産を人にまかせるのではなく、自分の資産を自分で守る。
近い将来、住宅の価値基準が、住宅履歴情報(いえかるて)の
有無に大きく左右されるようになります。個人の資産でもあり、
社会の資産でもあるその建物を次世代に継いでいくことが大切なのです。
住宅履歴情報をわかりやすく人間に例えると、人が病院にかかる時、病院ではカルテが作られます。
この人は誰なのか?体質はどうか?今どんな状態なのか?
これまでどんな治療をしたのか?どんな薬を投与したのか?...など、その人の情報が記録されています。
たとえ違う病院に行くことになってもその人のカルテは引継がれ適切な治療を受けることができます。
住宅履歴情報(いえかるて)は、病院のカルテと同じように、
どんな建材でどのように作られたのか?どんな性能を持つのか?
また、これまでにどんな手入れをしてきたのか?どんなメンテナンスをしてきたのか?
どんなリフォームをしたのか?を必要な時に必要な情報を提示できる「家のカルテ」です。
住宅履歴情報(いえかるて)の活用で、住まい手がいつでも家の状態を把握する事が出来ます。 適切なメンテナンスを計画的に行うことが可能となり家の寿命を延ばし、 世代にわたって受け継がれて行くと同時に30年、40年たってもその家の価値が示せるものとなり、 資産としての価値向上に大きく役立ちます。
住宅の資産としての価値を表す住宅履歴情報をより確かなものにするために
それぞれの住宅履歴情報に全国共通の個別IDが交付されます。
IDの交付により住宅履歴情報の記録されている住宅を特定することが可能となり、
資産としての価値を示す住宅履歴がより確かなものになっていきます。
たとえば、住み替えが必要になり売却しようとする時には、
きちんとメンテナンスをしていた記録が高く評価され、その住宅の価値を証明できます。
リフォームをする時にはいえカルテを活用し、無駄のない合理的なリフォームが可能になります。
メンテナンス・修繕の履歴を蓄積していくことで、
計画的なメンテナンスが可能になると同時に住宅の状態がいつでも確認できます。
災害時には、住宅の情報が入手出来ることで、迅速かつ適切な復旧や補修が可能となります。
パスワードの交付を受けて住宅履歴がスタートします。
まずは、契約図書・設計図面・建築確認申請書から登録。
お客様と高砂建設が一緒になって「住宅履歴」を登録していきます。
住宅履歴情報を生かして自分で資産価値を高めます。
もちろん高砂建設もお手伝いいたします。
定期点検や定期メンテナンスはもちろんのこと、日々の暮らしの中でちょっとしたこと、気づいたことなど、 家のお困りごとをなんでもお気軽にご相談していただける窓口として「住まいのコンシェルジュ」が誕生しました。
もちろん住宅履歴情報の登録もお手伝いします。
お客様の「家守り」をお手伝いいたします。
詳細につきましては、各モデルハウスまたは担当者までお問い合わせください。