家づくりマガジン

2020.11.10

さいたま新都心

気になる換気~【チェックポイント!】

こんにちは中山です。

かなり寒くなりましたね。
今朝の気温は5度台でした。
外に出るのが少し億劫になります。

それでも・・・
ニット帽に手袋とネックウォーマをつけて朝のランニングです。
そして20キロほど走り汗・・・

窓を開けて空気を入れ替えるということが難しい季節になりましたね。
ということで、今回は24時間換気の必要性について
改めて理解して頂きたいと思います。

元々は換気設備がない環境で高断熱化が進み
シックハウスという建材類から発生する
化学物質が原因で室内の空気汚染が社会問題となりました。
そして2003年7月に建築基準法が改定され住宅内に換気設備の設置が義務化。

換気は1時間に半分以上の空気が入れ替わるよう、
機械式の換気設備を導入しなくてはなりません。

ところでこの換気ですが、
一番重要な家の気密性については何も触れられていないのが現状です。

実際には家の隙間が多いか少ないかによって
計画換気の良し悪しに影響するということは見落しがちです。

換気による効果は、

■有害物質を排出する
■健康を守る
■結露を防ぐ

室内に溜まった有害物質の排出したり、
人が呼吸することで排出される二酸化炭素などは
空気を循環させることでその濃度を低くし息苦しさをなくすことは
知られている話ですが、結露を防ぐという部分はあまり理解されていません。

住宅にとって、柱を腐らせたり、カビを発生させたりする原因は結露です。
人が生活していれば水蒸気が発生します。

その逃げ道はどこになるのか・・・
密閉された空間で水蒸気が充満し
換気ができない状況であればどうなるかおわかりかと思います。
温度差が生じやすい窓ガラスなどで結露です。
換気扇が動いていない浴室の状態を想像すればわかりやすいかも知れません。

夏は気温の低い夜などは少し窓を開けて換気をする生活もできましたが、
冬は同じような暮らし方は寒くてできないのが現状です。


どうしても高性能なサッシや換気設備について最初に目が向きがちです。
また最近は機械による色んなウィルス対策なども耳にします。
それは必要ではありますが、
本当に目を向けなくてはならないのは、
基本となる家の器がどうなっているのかが、とても大切な要素なのではないでしょうか。

シックハウス診断士補 中山