家づくりマガジン

2021.5.19

本社

高砂建設 SDGsへの取り組み⑦ 「近くの森を守る」SDGs



高砂建設は
「人にやさしく、地球にやさしく、そして50年後も資産として価値の残る家」
の理念のもとに、省エネ・健康をテーマとした家づくりを行ってきました。
材の地産地消、電力に頼らない家づくり、などを通じ、
環境負荷の軽減を25年に渡り目指しています。

令和3年度「彩の木補助事業」の事業内容が発表になりました!
そのポスターをみてピンときますか?
実は、高砂建設・川口モデルハウスの写真が使われています。



今回は「県産材」と「埼玉の森林」について。
高砂建設では飯能の森の木を木材として使っていますが、
SDGsの観点から、森林は伐採しないほうが保護になるのでは?
と思う方もいるかと思います。

確かに、アマゾンなどの原生林ではそうですが、
埼玉県などに多い「人工林」は違います。

埼玉県の面積の約1/3が森林は「森林」にあたりますが
地図を見ると、東側に森林はほとんどありませんが、
西の飯能・日高より西側の森林が多いことがわかります


そして、この約半数が人の手で生み出された人工林です。
木そのものは自然のものと言えますが、天然林と違い「自然の姿」ではありません。

人工林の問題点で挙げられる例として、深刻な問題が「人工林の放置」です。
人の手で管理されるはずの人工林が管理されておらず、収穫期を迎えても伐採されない
状態になると大きな災害を引き起こす可能性もあり、
深刻な問題となっています。

人工林は枝打ちなどをして木の育成を促します。
下刈りも枝打ちも日光を地表に当て、根を強くし木をまっすぐ育てる事になります。
これにより、山にしっかりとした木の根を張りめぐらす事により、
雨水を浄化したり大雨や台風が来ても木が倒れることなく土砂災害を防ぐ事ができます。
そして、これらをしっかりとやるためには
木材需要、つまり「使って市場に出る」ことが不可欠です。

国内の木材の受給率の表を見てもわかる通り
国産木材の利用が進められてきたのは、ここ数年の話。
 出典:林野庁

ここのところの流れのように、
輸入材が足りないから、国産材で作ろう!と考えても
伐採し、乾燥し、製材するというプロセスは
一朝一夕にできるものではありません。
長いプロセスの中で、森の「放置」の問題が出てきたのです。
西川材の採れる森は、地元の森林組合と二人三脚で守ってきました。
木をしっかり使う約束をしているからこそ、
高砂建設には、安定的に県産材が入ってくるのです。
このように、長い目で、しっかりと産業基盤を作ることが
特に林業においては重要なことだと、高砂建設ではずっと考えてきました。

経済を回すことも、地元の木材を使い
森を育て、地域を暮らしやすくするSDGsの一つだと考えています