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築150年の我が家を未来へ繋ぐ。スケルトンリフォームで叶えた快適な暮らし

比企郡 T様

  • #リフォーム
  • #50坪~
  • #ペットと暮らす
  • #和モダン

およそ150年前、明治時代に建てられたT様邸。
代々受け継がれてきたこの住まいのリフォームを本格的に検討し始めたのは、今から約3年前のことだったといいます。

「きっかけは、退職して家で過ごす時間が増えたことでした。古い家なので床が冷たく、冬は室温もかなり下がってしまって…。このまま住み続けるには限界を感じていました。」

新築に建て替えるか、それともリフォームするか。
方向性に悩んでいた時に出会ったのが、高砂建設の“スケルトンリフォーム”。
家の骨格を活かしながら現代の暮らしに合わせて住まいを再生するという提案に、心が動いたと言います。

建物の柱や梁といった骨組みだけを残し、内装・外装・設備などをすべて刷新するスケルトンリフォームでは、
既存の構造を活かしながら快適な空間をどう実現するかが鍵。
T様邸では、歴史ある梁や柱をあえて見せることで、時を重ねた“味”を生かした空間に仕上げることができました。


長年住み慣れた家が美しく生まれ変わったことに感激されていたご主人。一方奥様は、その住み心地の変化に驚かれたそうです。

「以前は本当に寒くて、冬の室温は一桁台。朝起きるのがつらくて仕方なかったんです。でも今は、冬でも室温が16~18度ほどを保ってくれていて、朝もスムーズに起きられます。床も冷たくないし、お風呂も快適。いいことづくめで本当に嬉しいですね」と、笑顔で話してくださいました。

また、契約後も現場の大工さんと直接やり取りができ、細かな希望にも柔軟に対応してもらえたことも印象的だったとのこと。

「たとえば、以前は玄関の段差が高くて…。リフォーム後はなるべくフラットにしたかったんですが、骨組みを残す工法なので、解体してみないと対応できるか分からなかったんです。でも解体後に“大丈夫そうです”と大工さんから提案してもらえて、本当に嬉しかったですね!」

 

長い時間をかけて家族の思い出を刻んできた住まいを、これからの暮らしに寄り添うかたちで再生したT様ご夫婦。
“壊す”のではなく“活かす”という選択が、住まいへの愛着をより一層深めてくれたようです。

これからもこの家とともに、新たな時間を心地よく重ねていかれること思います。

美しい庭を臨む約26帖のLDK。旧宅のつくりを活かした縁側もそのままに、美しく生まれ変わりました

色の濃い柱は以前の住まいから残したもの。代々受け継がれてきた家の歴史や思い出が刻まれています

壁付けから対面にキッチンをリフォーム。調理中も家族と会話をしながら、同じ空間で過ごす時間がより楽しく

ブルーのクロスは奥様のお気に入り。「打合せでは好みを上手に引き出してくれたので楽しく進められなした」

洗面横のテーブルは造作。洗濯物を置いたりアイロンをかけたり、毎日の家事を助けてくれる便利なスペース。

以前の面影を色濃く残した和室。床の間の形もほとんどそのまま取り入れている

屋根の骨組みをそのまま残した屋根裏スペース。高い天井に歴史ある梁が映え、圧倒的な存在感を放ちます

旧宅では幼い子供が落ちて泣いてしまうほどの高さだった玄関も、念願のフラットに生まれ変わった

古き良きものを残し、新たに生まれ変わった我が家。玄関からも、その変貌ぶりが感じられます

旧宅ではこの岩の上に玄関の柱が乗っていましたが、耐震性を考慮して補強を行いました