家づくりマガジン

2021.10.24

さいたま新都心

資産価値とホームインスペクション~【家づくりのヒント】

こんにちは
宅地建物取引士の中山です。

「ホームインスペクション」・・・
その名の通り、住宅の診断のことです。

新築からスタートする方には馴染みのない言葉かもしれません。
しかし中古住宅を検討している方にとっては重要な話です。

アメリカでは8割が中古住宅の家に住んでいることから、
30の州でホームインスペクションに関する法律が定めらています。

売買交渉の期間中、
買主は該当する物件について
調査を行う権利が与えられていて住宅診断が実施されています。
問題点があれば買主が売主に対して修繕を要望したり、
修繕費用の負担を要望したりするといったことが行われています。

日本の住宅流通は、新築が大きなウェイトを占めていることもあり
こうした海外事情を知る必要がないのかも知れません。
中古住宅についてはわずか2割程度で正反対の市場です。

アメリカでは建築する際、
厳しい規制があるのも背景にはあるようですが、
それにしても、かなりの差があるように感じます。

中古住宅は
「隠れた不具合が心配」
「耐震性や断熱性など品質が低そう」
など現状の品質もわからないこともあって、
買う側に不安がありました。

そこで日本でも中古住宅取引を活性化を図るため、
2018年にホームインスペクション制度が義務化になりました。

さて、これから家づくりをする場合ですが、
どのように家を守っていくかが大切になってきます。

日本では住んでから家の状態がどうなのか、
メンテナンス履歴を残していくという習慣がなく
経年とともに、減価償却に基づいて、
資産価値も目減りしていく一方でした。

国が中古住宅の活性化を目指している今、
資産価値を下げないためにも家の管理が大切になってきます。

高砂では住宅履歴の情報を整備することで、
住まいをお守りしております。
↓詳しくはこちら↓
  住宅履歴

このホームインスペクション制度ですが、
もうひとつ目を向けておきたいところがあります。
それは、次に到来する義務化の話です。

2025年に予定されている住宅性能に関する
「省エネ基準・適合義務化」が始まります。

近い将来、中古住宅の評価対象として、
家の性能も問われるようになってきます。

家の資産価値・・・
未来を見据えて考えてみてはいかがでしょうか。

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