施工実例

木の素材を活かして「和」を極める

川口市 F様

どっしりとした瓦葺きの屋根、塗りが美しい浅黄色の壁。
2階のバルコニーは木のルーバーが印象的です。
そして、既存の樹木を活かしたお庭。
外観から「和」を感じるF様邸は、中にはいると印象がさらに深まります。

玄関・ホールの先にある5.2畳の和室のふすまを開けると
そこに真窓から見える美しいお庭が目に飛び込んできます。
床の間と掛け軸の風情と相まって、まるで旅館のような空間。

さらに、24畳のLDKは木の風合いが楽しめる空間。
見上げる化粧梁と、美しく曲線を描く吹き抜け。
2つの窓面に取り付けた木製ガラリ戸は
中から見ると、お庭が楽しめ、外からの直接の視線が入りづらくなる
効果を生み出しています。
メンテナンス性を考えて、ガラリは内側に収めました。
戸袋に収納するために考えて壁をふかし
ニッチスペースを利用して奥様のお母様が書かれた絵を装飾。
木製階段の下のスペースは坪庭に。
さりげない空間利用が、「和」のおちつきを更に高めています。

お子様が成長し、ご夫婦二人になり、お住まいを住み替えたF様。
ご夫婦それぞれのこだわりを活かしながら
心から落ち着ける「和」の空間を作り出しました。

壁や扉を作らず、開け放していても暖房1台で過ごすF様邸。
『ほぼワンルームのような暮らし方ですが、エアコンも朝以外はほぼ使っていません』
とのお話。
お近くに住むお子さん・お孫さんも、新しい家は暖かく、過ごしやすいので
頻繁に訪れてくる、とF様は嬉しそうに語ってくれました。