施工実例

【住み続けて14年】木の風合いが増す 和風住宅

埼玉県 S様邸

2009年からお住まいになっているS様は、
周辺を自然に囲まれたお住まい。
新築の住み心地はそのままに、
木の風合いが深まる美しいお住いです。

「庭と畑と人生を楽しむ。地場産材の杉が香る、現代の和風住宅」
のコンセプトを元に作ったお住まいは
広い玄関土間を入ると、オーダーメイドのキッチンとダイニング、
小さな畳スペース、スキップフロアになったリビング
それぞれの空間を緩やかにつなげる吹き抜けなど、家の随所に工夫がうかがえる
自然素材・無垢材をふんだんに使ったお住まい。


「今でも、ストレスなく暮らせています。
エアコンも年1・2回しかいれないし、
なにより驚いているのは、漆喰の壁が新築時とほとんど変わらず美しいことです。
普段は当たり前に感じる木の香りも、
少し家を空けて帰ってくると、心からほっとします」
とお話いただいたS様。

この14年の間に大きな地震もありましたが、
その白く美しい壁はそのまま。
古民家風の深い色合いのフローリングは、
毎日、通る場所の色は薄くなっていますが、
それも一つの味わいとして「経年深化」しています。

このフローリングは西川材の無垢床材を現場で塗装したもので
新築時と苦労話をS様はお話いただきました。

「もう一つ、ストレスがないのは
工事担当の方や、その時の業者の方々と、いい関係が続いていること。
ちょっと困ったことがあっても、気軽に相談できるので、安心しています」

こうして、14年経っても写真を撮影させていただき
工事の時に上棟が大変だったこと、色合いにこだわったこと
庭に立ち寄る小鳥や畑の野菜のことなどを
つい昨日のことのようにお話いただきました。

四季折々の暮らしの中での、過ぎてゆく時間の流れと風景が
このお住いの「深い味わい」なのかもしれません。


S様邸宅 延床面積:35.3坪