桜並木が目線に広がる大パノラマリビング！家族の笑顔あふれる都市型４LDK

東京・世田谷にある桜の並木の緑道沿いに建つT様邸に、
桜が満開の時期にお伺いしました。
優しい黒のシックな3階建ての外観が街並みの中でも一際存在感を放ちます。

旦那様に家づくりのストーリーを伺うと、
「子どもの通学区、さらに４LDKが入ること
そして緑の多い環境、この条件を考えたときに、
この土地しかない！とひらめきました」と、
土地との運命的な出会いからスタートされたそうです。

眼の前が緑道ということで、車の往来は少ないのですが、
ジョギングや散歩など、人の往来が多い場所。
さらに、建設地は間口が11m×奥行き6mの横に長い26坪。
そこで、プランニングのコンセプトは
「土地に対する効率の最大化」をテーマにしました。

まずはリビングやダイニングなど、生活空間は2階に集約。
さらに廊下空間を最小にすることで、生活スペースを十分に取れるようにしています。

2階に上がると、仕切りのない22畳の空間は
キッチン、ダイニング、さらに畳敷のコーナーに、窓際のカウンター。
ここでお子様3人が並んで勉強ができるようにしています。
センターにはインナーテラスを置くことでコーナーサッシになり
ダイニング側もLDK側も閉塞感のない広がりが感じられます。

畳コーナーは吹き抜けになっていて、開放感を演出することで
実際の畳数以上の広さ・伸びやかさを感じる空間に。
3人のお子様が自然とここに集まりたくなっています。
お子様の個室は3階に2部屋。
今後も考えて分けられるプランにしていますが、
今は家族みんなで2階に集まる時間が長いそうです。

奥様のこだわりの一つが「収納」。2階のダイニングとリビングスペースを分ける中央に1.6畳の「なんでも収納」を作りました。
1階にも玄関横のファミリークロゼットやシューズインクロゼット、さらに外部物置など
小さい収納を多く作ることで、デッドスペースをなくしていきました。

ご主人の希望で、黒を基調とした和のテイストあふれる外観とコントラストになる
カフェテイストあふれるダイニング＆キッチンは、やさしい雰囲気に包まれています。

そして撮影の日は、目の前に満開の桜が広がっています。
大パノラマの前に、明るいダイニングにご家族5人に集合していただくと、
皆さんの笑顔があふれていました。
家族が暮らすスペースを集約させたからこそ、
こんなに楽しい空間が生まれたのかもしれません