施工実例

全部をひとつにした空間。家族が叶えた”縁を感じる家”

神奈川県 U様邸

施工を当社に任せたいと声をかけてくださったのはウィル設計室 T様。
T様とは25年前に出会い、ご友人のマイホームを施工させていただきました。
それからのご縁で今回の計画がスタート。
この計画は、T様の親戚ご夫婦のマイホームなのです。


取材時、T様の設計室には計画時に生まれたたくさんの資料が残っており
手書きの図面が何パターンもありました。
施主ご夫妻(以下U様)が当初から構想されていた部屋の設備、
面積を広く取りたい場所や将来の使いやすさ・ベビーカーが通りやすい傾斜など、
要望をすべて聞くためにやりとりしたメールの文面も。

約3年後完成したこちらのマイホームは、その要望をすべて叶えた形となっています。



コンセプトは『わいわい がやがやの家』
親戚だからこそ、マイホームに描くイメージが共通していたとT様。
「みんなで集まったときの様子からこのコンセプトに。それがうちの家風なの(笑)」
と笑顔で話してくださいました。

見どころの一つは、玄関でインパクトになっている耐力壁。
採光・通風が可能な耐力壁を使って、
仕切りの役目を果たしながらもリビングの様子を感じることができ、
耐震性を確保しながら、開放感を得られるようにしたといいます。

このサッシや窓際のベンチについても、
ご家族みなさんで集まった際のご実家を参考に、構想を練ったそうです。

そして、部屋の中央には一風変わったデザインの階段。

完成後にU様ご夫妻が一目見て驚いたというほど革新的なデザインです。
白いクロスの一面の中、階段上のグリーンのクロスが
部屋のどこからも見えてアクセントになっています。

一番の自慢ポイントは、と聞くと「全部をひとつの空間にしたこと」とT様。
仕切りのない開放的な空間で家族仲良く暮らしてもらえたら、と話してくださいました。

設計士T様との25年のご縁もあり始まった今回の計画。
一度繋がった縁と、ご家族のつながりから完成された ”縁を感じる家” となりました。