家づくりマガジン

2020.2.26

本社

健康になる寝室の作り方とは?

間取りのご相談の中で多いのが、まずはリビングとダイニング
その次にキッチン、子ども部屋と来て、最後に来るのがご夫婦の主寝室。
「2階リビングがいいから、寝室は1階かしら」とか
という消極的な決定の仕方も多いようです。

せっかくたのしい家づくりをするのですから、
寝室のことを、もう少し大切に考えてみませんか?


日々の生活において、寝室で過ごす時間は
1日の3分の1と言われています。
ゲゲゲの鬼太郎などの名作でおなじみの漫画家・水木しげる先生は
93歳の長寿の方で、睡眠時間を非常に大切にされていて、
「人間は寝ることによって、かなりの病が治る。
私は睡眠力は幸福力ではないかと思っている」との名言を残しました。

健康に不可欠な「睡眠」。
その質を高めるための寝室には、
必要不可欠な3要素というのがあります
「音」「光」「風」
今回は、この3つから、快適な寝室について考えます



①音
 騒音は安眠を妨げる大きな要因となります。
 家の外からだけでなく、家の中からの騒音源と寝室の関係もチェックしましょう。
 寝室の直下と浴室・トイレなど夜の騒音源と程よい距離をキープ。

練馬体感モデルハウスの場合



②光
 外からの光はカーテンでシャットアウト
 他に、家族内で就寝・起床時間で違う場合に
 照明の光で寝ている人を起こさないような配慮が必要です

 そしてもちろん、窓の位置。
 朝日で目をさますことは生活リズムに繋がります。
 東側の高い場所に小さめの窓を設けて、
 天井に朝の光が差し込むというのは快適な目覚めに繋がります。

事例 草加市 K様邸


事例 川越市 H様

③空気
 部屋の温度・湿度など、空気環境は安眠に繋がります。
 日本睡眠科学研究所のホームページによると

温度については夏場は約25℃~26℃、冬場約22℃~23℃、
湿度については50%~60%が理想的である。

データ元:良い睡眠の条件|日本睡眠科学研究所

そして、これを実現するのにエアコン連続稼働で対応しようとすると
どうなりますか?
私の場合、まちがいなく夫婦の争いが起きます。
一般に男女で3度から5度の体感温度差があると言われています。
なので、温度を基準にするエアコンの場合、
夫婦どちらかが暑い・寒いということはよく起きるのです。

一方で「寝室が寒くても布団をかぶれば大丈夫」、という考え、
実はこれには危険な落とし穴があるそうです。
寝ている時、顔は布団から出てて、
呼吸はその顔から息を吸います(当たり前ですが・・・)
それは、冷えた寝室ならその冷えた空気はそのまま肺に。
ということは、冷えた空気を肺に取り入れることになります。
これが体にはダメージを与える、といわれています。

ポイントは「湿度のコントロール」。
冬場の湿度調整は乾燥し過ぎによる肌トラブルやウイルスの活発化を防ぎます。
乾燥しているからと、加湿することだけにこだわると結露が発生しやすくなり
カビやダニの発生を促進させます

快適な湿度帯のキープが重要です。


過去記事:夏を快適に過ごす 湿度の話。
参考:ダイキン 湿度(しつど)って何?


睡眠の質を上げる寝室をつくる方法は、
夏も冬も快適に過ごせる家づくりにつながるのです。