たかさごブログ

2020.3.6

日経新聞「温かい寝室は新型肺炎の予防に」で考える

先日の日経新聞に、こんな記事がでていました
<以下 引用>
寝室暖房で風邪4分の1 新型肺炎の予防にも効く?
寝室を暖房で暖めて寝る子どもは、そうでない子どもに比べ、風邪をひく人の割合が4分の1にとどまるとの調査結果を産業医科大(北九州市)の藤野善久教授(疫学)らのチームが28日までにまとめた。
藤野教授は、暖かい部屋にいることで免疫の低下を防ぐことができたとみており、「新型コロナウイルスによる肺炎を含む冬の呼吸器感染症の予防に役立つのではないか」と話している。
海外では室内の温度が低下すると、循環器病や呼吸器疾患が起きやすいとの研究があり、世界保健機関(WHO)は、健康維持のため冬場の室内の温度を18度程度に保つことを推奨している。だが日本の家屋は地域によっては断熱が不十分で、18度を下回ることが多いとの報告がある。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56192300Y0A220C2CR8000/

<以下略 引用おわり>

先日のメルマガ「健康になる寝室の作り方とは?」にも書きましたが、
寝室の環境というのは、ややもすると優先順位が下げられてしまいます。
ただ、このタイミングで温度環境と健康の関連性が改めて重視されています。

日本睡眠科学研究所のホームページによると
温度については夏場は約25℃~26℃、冬場約22℃~23℃、
湿度については50%~60%が理想的である。


としています。

室温をキープ=暖房ということだけでなく、
記事にある断熱、さらに気密というのが重要となります。

ウィルス対策に温度の管理
一歩進んで、湿度管理というのを改めて考えてみませんか?