たかさごブログ

2022.8.17

「Q 高砂建設の防虫対策は?」

【ご質問】
家族揃ってムシが大嫌いなのですが
高砂建設さんの「害虫対策」は何ですか?

【お答えします】
一戸建てに住む時の害虫対策は、
普段から虫を苦手としている人はもちろんですが、
建物や家具の被害を防ぐためには、虫が苦手でない人でも
しっかり対策する必要がある、と高砂建設では考えています。

対策を考えるうえでも、まずはどのような害虫が
どのような経路から侵入するかを確認しましょう

□害虫が侵入する5つの経路
1) 玄関から侵入
2) 窓・ベランダ・網戸から侵入
3) 排水溝・排水口から侵入
4) 換気扇・通風口・エアコンから侵入
5) 観葉植物・段ボールと一緒に侵入

このように経路はたくさんあり、
生活していてい限り、侵入をゼロにすることはほぼ不可能。
それでも重要なことは「入った後に増やさない」という観点が重要です

□「気密」&「換気」で空気をコントロール

先程の経路の中にもあったように、虫は小さな穴でもすぐに入ってきます。
虫を室内に入れないためには、建物に隙間がない「気密性の高さ」が重要となります。

しかし、玄関や荷物に付着していたり、とどうしても避けられない侵入に対しては
「虫が嫌いな環境」を作ること、
虫は湿気を好む性質があるため、高気密な住宅では湿度が上がりすぎないよう
空気をコントロールする仕組みが重要です。
中でも、床下。
ジメジメしやすいこの空間をサラリとした空気に保つことは、
害虫対策としても、そして家を長持ちするためにも重要です。

高砂建設の家に長くお住まいになった方からは
「害虫は数年みていない」や
「リフォームのときに床下を見たら、新築のときと変わらなかった」という
ご意見をいただくこともあります。

梅雨のジメジメ・・・床下の環境とシロアリ予防




□ヒノキの木材×ターミメッシュでシロアリをシャットアウト

高砂建設の家は、地元の木・西川材のヒノキを構造材に採用しています。
ヒノキに含まれるαカジノールなどの化学成分に防蟻の効果があることが分かっています
さらに、ステンレスメッシュ『ターミメッシュ』を採用。
これは、メンテナンスの要らない物理的シロアリ対策です。
一般的なシロアリ対策は、土台・構造材部分に薬剤を使用した物ですが、
たかさごの家では防議ネットで物理的にシロアリの侵入を防いでいます。
薬剤を用いたシロアリ対策よりも、空気を汚さず健康的だと考えています。


蕨市中央N様邸




□害虫をふせぐあれこれ

ソーラーサーキットの家では
換気口や給気口には、フィルターを設置しています。
このフィルターは空気の汚れをシャットアウトする目的なので
もちろん、害虫対策にもなります。
また、バルコニーに面する窓なども気密性が高いものを使っているので
害虫の侵入もシャットアウトしています。

庭木選びをするときには、虫が嫌う種類の植物を植栽するかも
ご検討ください。
ローズマリーやレモングラスなどのハーブは、虫が嫌う代表的な植物とされており、
香りや見た目にも優れるのが魅力です。

参考)虫がつきにくいといわれるおすすめの庭木8選


このように、高砂建設では住まいにあわせて
様々な防虫対策を講じています。
ただ、害虫の侵入対策に「絶対」はない、と言われています。
一番重要なのは、日々のメンテナンス。
長く住む上で、しっかり対策が効果を発揮しつづけているか
お客様と高砂建設で一緒にチェックする体制こそが
高砂建設の最大の防虫対策だと考えています。