たかさごブログ

2022.12.13

建設会社がお伝えしたい「土地探しの3つの極意」

土地価格が上昇中!でも、人気も上昇中!
 
2022年の地価は、全国平均で0.3%の上昇、
住宅地の全国平均は実に31年ぶりの上昇となりました。
約3年間続いたコロナ影響下から、経済が正常化していること、
また、テレワークなど生活スタイルの変化により、
郊外での価格上昇が今年の特徴です。



それでも、土地人気は高く、現場の肌感覚としても、埼玉のJR沿いであれば
大宮以南の土地はほぼ「出た瞬間に買いが入る」状態。
大宮より北側の上尾・桶川など、検討範囲を拡大するお客様が増えており
これも好条件の物件はあっという間に売れてしまいます。
「広い視点で土地を探すこと」とともに、「出た瞬間に判断する」瞬発力が
今や重要になってきます。

先日、取材したK様は
「子どもが入学するまでの3年計画と思っていました。
場所も希望が郊外だから安心していたけど
実際に、条件が合う土地はすぐになくなることを知って、
【まずは土地を先に決める】ことに作戦変更。
いろいろと数を見たので、いい土地がでたときにすぐに決断できました」
とお話いただきました。


 K様の土地探しをサポートした
中山のブログはコチラ
土地探し~【買うまでの流れ】

家の価格やローンで見落としがちな重要なポイントは
下記でコメントしています。
良かったらご覧ください。

◇ネット銀行のお話し→ローンの手続きあるある
◇家の価格のお話し→一物五価と坪単価

土地探しの極意①: まずは、実現したい暮らしをイメージする
 
土地を探すことは、自分の人生を送る場所を決めるということ。
家族は何人でどのような生活をしたいのかをイメージして、
それの理想を叶える住まいは、どのようなものかを整理し
ライフステージごとに実現したい暮らしをイメージしていきましょう。
 
例えば、
・子どもが小さいうちは外遊びしてほしいので広い庭が欲しい
・夫婦で車出勤なので2台分の駐車場が欲しい、などです。
実現したい要望をイメージしておけば、
土地の候補をみたときに、自分たちに合う・合わないの判断がしやすくなります。
 
もし、「庭でなくても近所に広い公園」があれば希望がかなえられるかもしれません。
実現したい暮らしをイメージしておくことで、代替案も考えやすくなります。
 
土地探しの極意②:土地の特徴を知って選ぼう
 
土地には、2方向以上が道路に面する角地(かどち)と
1方向だけが道路に面し、3方向が建物に面する「中地(なかち)」、
さらに、中地にも道路から細い私有地でつながる「旗竿地(はたざおち)」の種類があります。


どうしても、角地は人気が高く、旗竿地は人気が低い。
ただ、実際に旗竿地は敷地内に入ってみると
予想以上に明るかったり、隣地とは離れていたりすることもあります。

旗竿地で理想の家を建てた実例)浦和区O様 大空間の遊べる家


「「家族がいつもつながっている家を建てたかった」と語るO様、
家づくりのスタートは土地探しから。
お子様の通学区で限定していくと選択肢が狭く、
ようやく見つけた土地もマンションなどに囲まれていた旗竿地であるため
日当たりをどう確保するか、高砂建設と二人三脚で考えました。」


敷地形状の特徴をしっかり整理することで
条件も広がります。
 
土地探しのコツ3:現地は必ず自分の目で!アドバイザーと一緒に確かめよう

土地探しをするとき、不動産会社は頼れる存在です。
ですが、やはり自分で確認しなければいけないことも多くあります。
 
不動産会社は土地についての説明義務があるのは
宅建業法上の”重要事項説明”に該当する部分のみです。
具体的にはハザードマップ、土地の権利関係や、その土地にかかっている規制などです。
 
土地を見に行く際に、工務店やハウスメーカーなど家づくりの専門家
同行してもらうと、具体的な間取や採光、
隣地建物と目線が重ならない工夫ができるかどうかなど
理想とする住まいが建てられるかどうかアドバイスができます。

不動産会社と建設会社は、「同じ業界」と思われがちですが、
不動産業の人は、建設物に関する知識が深くない場合もあります。
逆に、建設会社より不動産会社のほうが情報量も多く、
未公開の物件なども多く持っています。

希望の土地条件に100点満点でなくても、「いいな」と思う部分があるのであれば
まず家づくりの専門家にご相談していただくことをオススメします。
「やっぱりダメ」となることもありますが、
土地をたくさん見ておくことで、次の判断の「瞬発力」が鍛えられます。
 
2023年の土地探しの極意は
いい物件が出たらすぐに決断できる「瞬発力」
そのために早めに
優先順位・判断基準を設けおきましょう!


 
まずは、ご家族で「どんな住まいがほしいか」「どんな暮らしをしたいか」について
話し合ってみませんか?


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