施工実例

⽊の温もりの中で暮らしを楽しむ平屋の住まい【37坪】

Kさま

これまでの住まいが古く寒くなってきたのを機に、
暖かい家を建てることを決めたKさまご夫妻。
敷地内には畑があり、ここで⾃給⾃⾜の暮らしと、
毎⽇の⽣活がワンフロアで完結できる平屋をご希望されました。

仕上がったお住まいは、外観は⿊×⽊⽬を基調にコーディネイトし、
室内に入ると⽊⽬の⾊と⽩を基調としたシンプルかつ上品なデザイン。
床や天井にはオーク材を使い、空間は⽊の温もりに満ちています。
天井⾼は、吹抜けを除き2200mm。
⼀般的な天井⾼2400mmよりも
あえて⾼さを抑えることで、空間に落ち着きを持たせ、
LDKの吹抜けとのコントラストで、吹抜けの開放感を
より⼀層の感じられるデザインとしました。

Kさま邸はゲストルームとしてのロフトを設け、
メインの⽣活フロアである1階から離れ、
のんびり1⼈の時間をすごせるプライベートスペースに。
1階からつながる鉄⾻階段の踏み板の幅は広めにし、
ゆったりと階段の上り下りができるように細かな配慮を施しました。

畑への繋がりを意識してリビングには⼟間を設け、
そこに薪ストーブ⾵のガスストーブを設置
勝⼿⼝から直接出⼊りができて冷蔵庫が3台置ける
パントリーなど暮らしを楽しむための⼯夫もたくさん。
「畑を⾵景としても楽しめるように」という提案から、
窓の周囲に枠を回し下台はベンチとして座れるように。
そこに腰かけて外を眺めると⽇常である畑の⾵景が、季節を感じます。

以前の家で使っていた欄間を使うことをご希望され、
客間と寝室、階段上のロフトスペースへ続く通路の窓の3ヶ所に配し、
欄間を通して⼊る光の陰影も室内に趣きを与えます。
⽞関から続く廊下は進⾏⽅向に向かって徐々に狭めることで、
視覚的に奥⾏を感じさせると共に、正⾯の欄間に視線が向かう⼯夫となっています。
思い出のある欄間が印象的に⾒えるような提案に⼤満⾜いただけました。

以前の家では寒さが悩みだったというKさま。
家が完成してすぐ、⼊居前にもかかわらず暖かさを感じ、
外断熱・二重通気工法の性能を実感したそう。
吹抜けのある⼤空間であっても⼀年中快適な暮らしを楽しみにされています。
 

彩樹の家
延床面積 123.49㎡(37.3 坪)