たかさごブログ
【ご質問】
子どもの【健康】のために、
どんなことに家づくりで気をつけたらいいのでしょうか?
【健康】を支える家づくりのために、
大人も子どもも気をつけるポイントはいくつかあります。
特に、ハイハイの赤ちゃんがいらっしゃる家族にとって、
事故が起きないようにすることはもちろん、
赤ちゃんが吸う「空気」にもきをつけてあげましょう。
○たかさごの家は薬剤を使わない家
建材や家具などから出る化学物質は、様々な規制がありますが、
日本の家で多く用いられている化学物質に「防蟻処理」があります。
防蟻処理(ぼうぎしょり)とは、住宅の土台や柱などに、
シロアリ被害を予防する効果のある薬剤を散布することです。
建築基準法では、木造建築の地面から1メートル以内の
部分(柱、筋交い・土台など)には必要に応じて
防蟻処理をおこなうことが義務付けられています。
たかさごの家づくりでは、シロアリ対策に薬を一切使っていません。
本来、シロアリなどの虫対策をしなくてはいけない土台や1階の柱の部分には、
シロアリなどの虫が食べないヒノキ材(西川材)を使い、
基礎の表面にはステンレス製のターミメッシュというとても目の細かいシートで
覆ってあげることで物理的にシロアリが入らないようになっています。
そのような素材や施工をして差し上げることで、薬剤のように5年に1回のメンテナンスが不要になり、お客様の将来的にかかるメンテナンス費を抑えることができます。
○「計画換気」で、感染症やアレルギー対策
家の中に入ると、日常的に人から排出される二酸化炭素や建材や家具などから出る
汚染物質、臭いなどが室内に留まり、健康に害や悪影響を与えかねません。
そこで、日本の住宅にはシックハウス対策の観点から原則として24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、十分な換気をするためには、
気密性能が必要条件となります。
良好な空気環境を保って、自分やご家族の健康を守るために、
家づくりでは換気計画にも注目したいところです。
>参考家づくりマガジン:室内換気の重要性!
○断熱性能アップでヒートショック対策
家の中で起きる事故による年間の死亡者数はおよそ15,000人で、
これは交通事故による年間死亡者数の約4倍ともいわれます。
中でも屋内の寒さに起因する事故の多くは「ヒートショック」によって
引き起こされています。
家の中においては、暖かい部屋にいて身体が温まった状態で
真冬に脱衣室から、温かい浴室へ入ったりすることなどが引き金になります。
これを防ぐためには「家の中全体が暖かい」ことが重要で、
断熱・気密性が高く外気温の影響を受けにくい住宅が、
ヒートショックのリスク低減につながります。
>参考家づくりマガジン:あなたは何派?健康的なお風呂について!
誰でも、行きていく上で欠かせない空気。
部屋の空気をきれいにすることで、
美容と健康に大きく影響が出ると言われています。
人は1日あたり約15,000リットルの空気を吸っています。
呼吸をすることは、当たり前のように思われていますが、
「体内の細胞に酸素を運んで糖や脂肪を燃やし、
活動エネルギーに変える」という大きな役割を持っています。
ご家族の健康のために、「空気の質」から家づくりを考えてみませんか?